わんまいる・健幸ディナー（トレータイプ）はおいしい？61歳の父が湯せんタイプと比較

そんな方のために、レンジ解凍では味わえないおいしさが売りのわんまいる・健幸ディナー（湯せんタイプ）をおすすめしています。

しかし、高齢になってくると、このようなケースも考えられます。

このような声が反映され、わんまいる・健幸ディナー（トレータイプ）が発売されました！

わんまいる・健幸ディナー（トレータイプ）は

という、湯せんタイプにはない手軽さと、他社にはないこだわりの食材を使用している点がうまく組み合わさった冷凍宅配弁当です。

この記事では、わんまいるの湯せんタイプとトレータイプを実際に食べた感想をもとに、比較します。

私たちの感想をまとめると、「トレータイプでも十分おいしいけど、どうせ試すなら湯せんタイプがいい」ということ。

湯せん・流水解凍でおいしさを取るか、レンジ解凍で手軽さを取るか、迷っている方はぜひ参考にしてください。

トレータイプ「八宝菜」を食べてみた

ここからは61歳の父が実際に食べた感想です。

メニュー	おいしさ	味の濃さ	辛さ	やわらかさ
八宝菜	(2.0 / 5.0)	(3.0 / 5.0)	(1.0 / 5.0)	(3.0 / 5.0)
かぼちゃのクリーム煮	(2.0 / 5.0)	(3.0 / 5.0)	(1.0 / 5.0)	(3.0 / 5.0)
ニラとエリンギのピリ辛	(4.0 / 5.0)	(3.0 / 5.0)	(1.0 / 5.0)	(3.0 / 5.0)
総合点	(3.0 / 5.0)	(3.0 / 5.0)	(1.0 / 5.0)	(3.0 / 5.0)

八宝菜

味は健幸ディナーというネーミングだからか、味が薄い。

特にとろみも少なく、豚と野菜の炊いたものという感じ。

白菜は夏のものを使ったのか苦味があった。

かぼちゃのクリーム煮

かぼちゃのクリーム煮はクリーム入っていたのかなという感じで、かぼちゃの炊いたを潰しただけ。

ニラとエリンギのピリ辛

ニラとエリンギのピリ辛はネーミングに書くほどピリ辛ではなかった。

野菜がシャキシャキしていておいしかった。

八宝菜のレビューまとめ

解凍時間は、500Wで6分。少し長いけど、すべて熱が通っています。

表面フィルムを取らないでいいのはすごく便利。

全体的に味が薄いので味噌汁もしくは漬け物がいるなぁ。

味は絶対に湯せんのほうがいい。僕なら、多少手間がかかっても湯せんするよ。

メニュー	エネルギー	たんぱく質	脂質	炭水化物	塩分
八宝菜	201kcal	13.1g	8.5g	21.8g	2.9g

湯せんタイプ「北海道産 鮭の塩焼き」を食べてみた

メニュー	おいしさ	味の濃さ	辛さ	やわらかさ
北海道産 鮭の塩焼き	(5.0 / 5.0)	(3.0 / 5.0)	(2.0 / 5.0)	(3.0 / 5.0)
山形最上まいたけと玉ねぎの卵とじ	(5.0 / 5.0)	(4.0 / 5.0)	(1.0 / 5.0)	(4.0 / 5.0)
秘伝豆	(5.0 / 5.0)	(4.0 / 5.0)	(1.0 / 5.0)	(3.0 / 5.0)
総合点	(4.5 / 5.0)	(4.0 / 5.0)	(1.5 / 5.0)	(4.0 / 5.0)

北海道産 鮭の塩焼き

鮭の塩焼きは湯煎とは思えないくらい塩焼き感があってうまい。

湯煎後トースターで炙るさらにおいしいと書いていたが、これなら必要ない。

炙るとなると面倒やしな。

山形最上まいたけと玉ねぎの卵とじ

まいたけと玉ねぎの玉子とじは色取りが悪い。

病院の食事みたいと思って食べたが、味はいい。

見た目を工夫するといいと思う。

秘伝豆

秘伝豆は流水で溶けるんかと思ったが、これがうまくいった。

豆は固めが好きなので、ちょうどよかった。

チンしてたら、絶対やわらかくなってたと思う。

味は枝豆やけど、剥く手間がかからず便利。

北海道産 鮭の塩焼きのまとめ

メニュー	エネルギー	たんぱく質	脂質	炭水化物	塩分
北海道産 鮭の塩焼き	119kcal	20.3g	3.6g	0.1g	0.4g
山形最上まいたけと玉ねぎの卵とじ	42kcal	2.6g	1.6g	4.9g	0.5g
秘伝豆	106kcal	8.9g	5.9g	5.0g	1.0g
合計	267kcal	31.8g	11.1g	10g	1.9g

レンジ解凍だと、記載どおりの時間でチンしても、温まりきらないときがある。

こういう場合にまたレンジにチンしに行くのが面倒。

湯せんのほうが時間は少しかかるけど、しっかり温まりやすく追加で温める必要はない。

湯せん中に裏返したりしやすいから。

盛りつけもたしかに面倒やけど、お弁当よりも「ご飯食べてる感」がある。

食感がほしいものもレンジだとやわらかくなりすぎてしまうことがあるから、おいしさ求めるなら「わんまいる」はいい。

トレータイプと湯せんタイプを比較

同じ「わんまいる 健幸ディナー」の湯せん・流水解凍と、レンジで温められるトレータイプを比較しました。

わんまいるのタイプ	メリット	デメリット
湯せん・流水解凍タイプ	・お皿への盛りつけで雰囲気が上がる ・解凍時に水分がでず、ベチャっとしない	・食器の後片付けが必要 ・湯せん用のお湯を沸騰させる＆盛りつけで、解凍時間以外にも時間がかかる ・火を使った料理が不安な方は注意が必要
トレータイプ	・レンジ解凍だから手軽 ・容器を水洗いするだけだから後片付けも手軽	・味が濃く感じる ・お皿に盛りつけないため、「お弁当感」がでる ・飽きやすい

味を比較

トレータイプを食べる前は、「湯せんのほうが絶対おいしいだろう。」と思っていましたが、予想以上のおいしさでした。

しかし、料理を味わうために大切なもののひとつが「雰囲気」。

「雰囲気」という点を考えると、湯せんタイプに軍配が上がります。

同じメニューを食べ続けないかぎり、自宅で調理した料理に「飽きた」という方はいないはずです。

しかし、それがずっと「お弁当」だったとしたら……。

おそらく、普通にお皿に盛った料理が食べたいと思うはずです。

料理を味わうための「雰囲気」をふまえると、湯せん・流水解凍タイプをおすすめします。

カロリー・塩分などの栄養成分で比較

トレータイプと湯せん・流水解凍タイプで栄養成分の上限は違います。

健幸ディナーのタイプ	カロリー	糖質	塩分
湯せん・流水解凍	400kcal以下	30g以下	3.5g以下
トレータイプ	300kcal以下	30g以下	2.5g以下

塩分やカロリーを気にするのであれば、上限が低く設定されているトレータイプのほうがよさそうです。

実際に我が家に届いたお試しセットの栄養成分を比較してみました。

トレータイプのメニュー	エネルギー	たんぱく質	脂質	炭水化物	塩分
北海道産 ニシンの塩焼き	245kcal	13.5g	11.7g	17.6g	1.9g
あじとごぼうのつみれと野菜の甘酢あん	277kcal	12.9g	10.8g	32.3g	3.2g
ローストチキンキャベツ添え	201kcal	18.9g	7.1g	14.9g	2.2g
筑前煮	213kcal	13.5g	1.5g	38.5g	2.3g
八宝菜	201kcal	13.1g	8.5g	21.8g	2.9g
平均	227kcal	14.3g	7.9g	25.0g	2.5g

湯せん・流水解凍のメニュー	エネルギー	たんぱく質	脂質	炭水化物	塩分
みやぎ森林どりの筑前煮	294kcal	21.1g	10.9g	29.8g	2.8g
鶏むね肉のチリソース	429kcal	20.8g	32.3g	35.5g	2.7g
北海道産 鮭の塩焼き	267kcal	31.8g	11.1g	10g	1.9g
宮城県産 金華さばの煮つけ	303kcal	20.4g	18.4g	19.3g	4.1g
宮崎県産 黒毛和牛と黒豚のデミグラスソースハンバーグ	513kcal	16.6g	25.5g	48.1g	1.8g
平均	361kcal	22.1g	19.6g	28.5g	2.6g

塩分・カロリーともに、トレータイプのほうが低かったです。

宅配弁当を食べるためにはおいしさも必要だけど、おいしさと健康的な食生活のいいとこ取りをしたい方はトレータイプのほうが向いているでしょう。

事前の準備・後片付けで比較

想像がつくかと思いますが、準備や後片付けで比較するとトレータイプのほうが圧倒的にラクでした。

フタをめくらずに、レンジでチンするだけ！

あっという間に出来上がりです。

一方で、湯せん・流水解凍では実際に解凍する時間だけでなく、以下のようなことにも時間がかかります。

しかも、湯せんしている間は、火のそばから離れづらいんです。

ちなみにわんまいるの商品はメニューによって解凍時間も異なります。

健幸ディナーのタイプ	最短の解凍時間	最長の解凍時間
湯せん・流水解凍	5分	10分
トレータイプ	5分	6分30秒

メニューのよるものの、解凍時間は湯せんタイプのほうが少し長めでした。

容器で比較

トレータイプと湯せん・流水解凍タイプの容器サイズを比較しました。

健幸ディナーのタイプ	縦	横	高さ
湯せん・流水解凍	約16cm	約18cm	約4cm
トレータイプ	15cm	20cm	3.5cm

縦横の大きさはこのとおり。

高さもそれほど変わりません。

トレータイプの5食セットを冷凍庫に入れてみました。

ファミリータイプの大きめ冷凍庫の6分の1くらいが埋まりました。

わんまいる・健幸ディナーは湯せんタイプ、トレータイプとも他社と比較しても小さめです。

ですが、冷凍庫に収納することだけを考えると、湯せんタイプのほうがコンパクトに収納できます。

湯せんタイプは食材によってパウチに分けられているため、冷凍庫の隙間にも入りやすいからです。

わんまいる トレータイプと湯せんタイプを比較 まとめ

わんまいる・健幸ディナー（トレータイプ）は、

という方におすすめのコースです。

ただ、僕個人の感想としては「湯せん・流水解凍タイプ」のほうがおすすめです。

味や国産食材にこだわっている「わんまいる」だからこそ、少し手間をかけてでも、こだわりを体感してほしいからです。

ぜひ一度、このおいしさを自分の口で確かめてみてください。